NTTドコモ、代理店支援や法人営業などを担当する「ドコモCS」を設立し、子会社を整理
2014.05.13
Updated by Naohisa Iwamoto on May 13, 2014, 19:38 pm JST
2014.05.13
Updated by Naohisa Iwamoto on May 13, 2014, 19:38 pm JST
NTTドコモは2014年5月13日、ドコモのサービス基盤の業務を運営する全国9社の子会社「ドコモCS」を7月1日に設立すると発表した。既存の機能分担子会社25社の業務を9社のドコモCSを含む12社に集約する。
ドコモCSの全国9社は、現在ドコモの支店が行っている代理店支援業務や法人営業、またこれまで機能分担子会社が担当してきた通信ネットワークの建設・保守業務を担う。ドコモCSの設立で、従来の25社の機能分担子会社の体制から、より地域に密着した体制を整える。一方、機能分担子会社が担当していた業務のうち、コールセンター業務やオンライン業務はドコモ・サポートが、ドコモグループ向けのシステムの企画・開発などはドコモ・システムズが、また移動通信にかかわる技術開発はドコモ・テクノロジが担う。
事業再編にあたり、現在の機能分担子会社の有期契約社員などの中から、約800人を正社員の「エリア基幹職」として採用したことも併せて発表した。エリア基幹職は、ドコモCSなどの各社でスペシャリストとして職に就き、顧客対応力の強化を図るという。
【報道発表資料】
・「株式会社ドコモCS」を設立
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