サムスン、「Tizen OS」搭載スマートフォンをロシアとインドでリリースか(WSJ報道)
2014.05.12
Updated by WirelessWire News編集部 on May 12, 2014, 12:48 pm JST
2014.05.12
Updated by WirelessWire News編集部 on May 12, 2014, 12:48 pm JST
サムスン(Samsung)が、開発中の「Tizen OS」搭載スマートフォンを、ロシアとインドでリリースする準備を進めているという情報筋の話をWSJが米国時間11日付けで報じた。
WSJによれば、サムスンは数週間以内にモスクワで開催するイベントで「Tizen OS」搭載スマートフォンを発表する予定だという。同イベントの具体的な開催時期については6月上旬にサンフランシスコで予定されているTizenの開発者向けカンファレンスの前後と見られているという。また同記事ではサムスンがTizen端末をインドでリリースする可能性についても言及されている。
さらに、サムスンが同OSのテレビ対応版についても開発を進めているとする話や、インドのタタ・モーターズ(Tata Motors)傘下のジャガーランドローバーがTizenの開発者を採用し、自動車向けソフトウェアやサービスの開発を進めようとしているとする話も紹介されている。
「Tizen OS」搭載スマートフォンについては、過去に何度かリリースが予定されながら、いずれも先送りとなっていた。たとえば今年はじめには、NTTドコモや仏オレンジなどの携帯通信事業者などの反応が思わしくなく、製品投入が直前で見送られていた。ただし、その後も開発は続いており、ハイエンド向けとミドルクラス向けの2機種が今年第2四半期にリリースされるとする話も報じられている。
なおサムスンは同社のデジタルカメラやスマートウォッチ「Gear 2」などに「Tizen OS」を採用している。
【参照情報】
・Samsung Plans to Launch Tizen Smartphone in Russia, India - WSJ
・Samsung plans to Tizen smartphone in Russia, India - WSJ - Reuters
・Samsung reported plans to launch Tizen smartphone in Russia, India - CNET
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