アクションカメラのGoProが株式公開申請 - 1億ドルを調達予定
2014.05.20
Updated by WirelessWire News編集部 on May 20, 2014, 13:08 pm JST
2014.05.20
Updated by WirelessWire News編集部 on May 20, 2014, 13:08 pm JST
アクションカメラの開発・販売を手がける米メーカーのゴープロ(「GoPro」)が米国時間19日、米証券取引委員会(Securities and Exchange Commission、SEC)に「S-1」書類を提出。NASDAQ市場での株式公開を通じて1億ドルを調達する計画を明らかにした。
ゴープロは、スポーツやアウトドアなどのシチュエーションで利用できる小型・防水・防塵のウェアラブルカメラおよび同カメラ専用のマウントやアクセサリーなどを開発・販売しているメーカー。スマートフォンやタブレットなどの台頭でコンパクトデジタルカメラ市場が縮小するなか、同社は近年大幅に売上を伸ばしてきている。
ゴープロによれば、同社の2013年の売上は98億5730万ドルで、利益は6億570万ドル。過去の売上は2011年が23億4230万ドル、2012年が52億6010万ドルで、毎年約2倍のペースで成長してきているが、ただし今年の第1四半期には売上が23億5710万ドル、利益が1億1040万ドルで前年同期からは縮小していたという。また、同社のカメラの出荷台数については、2011年が114万台、2012年が231万台、2013年が384万台であったという。
調査会社IDCによれば、ゴープロのカメラは2013年のデジタルカムコーダー市場で30.4%のシェアを占め、ソニーやパナソニック、キャノンなどのシェアを上回っていたという。また、調査会社NPDグループによる耐衝撃型のカメラ市場の調査では、同社のカメラが77%のシェアを占めたという。
[GoPro HERO3: Almost as Epic as the HERO3+]
【参照情報】
・GoPro's $100 million IPO pins big hopes on small cameras - The Verge
・Sports-camera company GoPro is officially going public - VentureBeat
・GoPro Files For $100M IPO With 2013 Revenue Of $985.7M, Up 87.4% From The Year Prior - Tech Crunch
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