グーグル、「Project Tango」で3Dマッピング対応タブレットを開発(WSJ報道)
2014.05.23
Updated by WirelessWire News編集部 on May 23, 2014, 20:07 pm JST
2014.05.23
Updated by WirelessWire News編集部 on May 23, 2014, 20:07 pm JST
WSJが米国時間22日に報じたところによると、グーグル(Google)の先進技術・プロジェクト(Advanced Technology and Projects、ATAP)グループが進める「Project Tango」で、3Dマッピング技術に対応する7インチ・タブレット端末の開発が進んでいるという。また同グループでは、このタブレットのプロトタイプを4000台程度生産し,6月下旬に開催予定の「Google I/O」カンファレンスの前後に開発者に配布する可能性もあるという。
「Project Tango」の開発チームでは今年2月にスマートフォンのプロトタイプを公開していた。このプロトタイプには、モーショントラッキング用カメラや深度センサー、マッピング用ソフトウェアなどが内蔵され、周囲の環境や対象物をリアルタイムで3Dスキャン・マッピングできる、などとされていた。今回開発が報じられたタブレットにもやはり「赤外線式の深度センサーや2つの背面カメラが内蔵される」などと書かれていることから、スマートフォンの場合と同様の機能が実現される可能性が高い。
3D分野では、今年3月にフェイスブック(Facebook)がバーチャルリアリティ端末「Rift」を開発するオキュラス(Oculus)を20億ドルで買収する計画が発表され、大きな注目を集めてもいた。
[Say hello to Project Tango!]
[Google Project Tango hands-on]
【参照情報】
・Google Developing Tablet With Advanced Vision Capabilities - WSJ
・Google reportedly building Project Tango tablets that can see the world around them - The Verge
・Google creating "Project Tango" tablets with 3D computer vision - Ars Technica
・Project Tango tablets tipped for June production - SlashGear
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