マイクロソフト、クロスプラットフォーム対応のスマートウォッチを開発か(Forbes報道)
2014.05.30
Updated by WirelessWire News編集部 on May 30, 2014, 13:33 pm JST
2014.05.30
Updated by WirelessWire News編集部 on May 30, 2014, 13:33 pm JST
マイクロソフト(Microsoft)が自社製スマートウォッチの開発を進めており、早ければ今年夏にも端末をリリースする可能性があるという。Forbesが米国時間29日に情報筋の話として報じている。
Forbesによれば、このスマートウォッチは心拍数センサーなど種々のセンサーを搭載し、iPhone、Android、Windows Phoneの各プラットフォームに対応するものになる予定だという。また、この端末の開発には同社の「Xbox Kinect」のエンジニアが関わっており、特に同製品の光学エンジニアリング関連の技術やノウハウが活かされているという。さらに、フルカラーのタッチスクリーンを搭載し、バッテリー稼働時間が約2日になる見込みとする話や、内蔵される心拍数センサーについて、必要に応じて心拍数を計測するサムスンの「Gear Fit」などとは異なり、常時心拍数を計測できるものになりそうとの可能性も言及されている。
なお、Forbesは同端末のリリース時期について、現時点では不明としつつ、早ければ今年夏に発売される可能性もあるのではないかと予想している。
マイクロソフトは、今年2月にサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)氏がCEO
に就任して以降、iPad向けのOfficeスイートをリリースするなど、Windowsプラットフォームに縛られない方針に沿った動きを進めてきている。同スマートウォッチのクロスプラットフォーム対応もこうした流れの一環と見られるという。
なお、同社のスマートウォッチ開発については、過去にも何度か噂が流れていた。たとえば今月はじめには、同社が2012年の10月に「腕の筋肉の動きを読み取って端末をコントロールする」というウェアラブル端末関連の特許を取得していたことも報じられていた。
【参照情報】
・Exclusive: A Microsoft Smartwatch Is Coming - Forbes
・When will Microsoft finally roll out its smart watch 2.0? - ZDNet
・Microsoft Is Also Reportedly Piling Into The Smartwatch Race - ReadWrite
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