ツイッター、ライブ放送共有サービスのスナッピーTVを買収
2014.06.20
Updated by WirelessWire News編集部 on June 20, 2014, 10:41 am JST
2014.06.20
Updated by WirelessWire News編集部 on June 20, 2014, 10:41 am JST
ツイッター(Twitter)が米国時間19日、ライブ放送共有サービスのスナッピーTV(SnappyTV)の買収を発表。テレビ局をはじめとする動画コンテンツ制作者との連携をさらに高め、ユーザー数拡大やエンゲージメントの向上をはかる狙いがあるという。
スナッピーTVは、ライブ放送をすぐに保存・編集して、ツイッターを含むさまざまなSNS上で共有できるようにする動画コンテンツ制作者向けのサービスで、たとえばテレビ局ではスポーツやニュースなどのハイライトをリアルタイムに共有し、放送中の番組への関心を集めることなども可能。Bloombergによると、フォックス(Fox)、ナスカー(Nascar)、USオープン(U.S. Open)などが、スナッピーTVのサービスを利用しているという。
ツイッターは買収後のスナッピーTVについて、同SNSとの統合強化を進めるとしながら、同時にフェイスブック(Facebook)やYouTubeなど他のプラットフォームへの共有機能も引き続き提供していくとしている。ツイッターは自社サービス上で共有されるビデオクリップの冒頭に、広告を掲載できるサービスも提供しており、スナッピーTVの買収が新たな広告収入源となる可能性もあるという。
ツイッターはこのところ利用者数増加の伸び悩みが続いており、収益力強化も課題となっている。また経営上の意見の食い違いからCOOが解任されるなど、人事面でも大きな動きが続いていることも報じられていた。
【参照情報】
・Twitter to Buy Video Startup SnappyTV in Media Expansion - Bloomberg
・Twitter acquires clip-sharing startup SnappyTV to bolster video ambitions - The Verge
・Twitter Acquires SnappyTV To Expand Offerings For Live Media Partners - TechCrunch
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