グーグル、健康関連プラットフォーム「Google Fit」を発表
2014.06.26
Updated by WirelessWire News編集部 on June 26, 2014, 11:49 am JST
2014.06.26
Updated by WirelessWire News編集部 on June 26, 2014, 11:49 am JST
グーグル(Google)は米国時間25日、同社の開発者向けイベント「Google I/O」カンファレンスのなかで、健康・フィットネス関連のプラットフォーム「Google Fit」を発表した。
「Google Fit」は次期Android OSに組み込まれる予定で、さまざまなウェアラブル端末やスマートフォンが収集したユーザーの健康関連データを統合し、ヘルスケア関連アプリとの連携を可能にするというもの。今回の発表のなかでは、ナイキ(Nike)やアディダス(Adidas)、インテル(Intel)、ランキーパー(RunKeeper)など多数の企業とのパートナーシップも明らかにされた。そのほか、開発者向けには今後数週間でソフトウェア開発キットがリリースされるという。
この話題に触れたEngadgetでは、「Google Fit」について、専用アプリという形で発表されていない点でアップル(Apple)の「HealthKit」とはアプローチが異なるとしつつ、歩数や睡眠時間(眠りの深さ)など、「HealthKit」と同様のデータを記録できるとしている。
なお、他社のヘルスケア関連の動きでは、サムスンが5月にヘルスケア関連のソフトウェア/ハードウェア開発を促進する新たな取り組み「Samsung's Digital Health Initiative(SAMI)」を発表。またアップルは6月頭に発表した最新モバイルOS「iOS 8」のなかで、ユーザーのヘルスケア/フィットネスデータを追跡するアプリ「HealthKit」を発表していた。さらにマイクロソフト(Microsoft)でも、常時心拍数を計測できるセンサーを搭載するスマートウォッチの開発を進めているとする話が伝えられている。
[Google is getting into fitness with Google Fit - The Verge]
【参照情報】
・Google responds to Apple's Healthkit with Google Fit - The Verge
・Google Fit is Android's answer to exercise and health tracking - Engadget
・Google takes aim at Apple's HealthKit with new fitness service - CNET
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら