サムスン、第2四半期の営業利益24.5%減の見通し - 売上も9.5%減へ
2014.07.08
Updated by WirelessWire News編集部 on July 8, 2014, 10:34 am JST
2014.07.08
Updated by WirelessWire News編集部 on July 8, 2014, 10:34 am JST
サムスン(Samsung)の第2四半期の営業利益が前年比で24.5%減少し、売上のほうも9.5%減となる見通しであることが現地時間8日に明らかになったという。
同日サムスンが発表したガイダンスによると、4-6月期の営業利益は7兆2000億ウォン(約71億2000万ドル)でReutersの集計したアナリスト予想の8兆3000億ウォンに達せず、売上のほうも52兆ウォンとアナリスト予想の54兆ウォンをやはり下回ることになりそうだという。
営業利益の減少は3四半期連続で、売上が前年比でマイナスになるのは2009年以降初となるという。
売上不振の理由について、Re/codeではスマートフォン販売減速やタブレット需要低迷などが上げられている。またBloombergでは「スマートフォン市場でサムスンが上下から挟み撃ちにあっている」とするアナリストの見方が紹介されている。同記事によると、スマートフォン市場の高価格帯セグメントではアップルがシェアを伸ばすいっぽう、中〜低価格帯セグメントではレノボ(Lenovo)やシャオミ(Xiaomi)といった中国ブランドの追い上げが厳しく、サムスンのブランド力が通用しなくなっているという。
なおサムスンは今月後半に行う決算発表で同期の業績を正式に明らかにする予定。
【参照情報】
・Samsung Profit Misses Estimates as Cheap Phones Struggle - Bloomberg
・Samsung Electronics says second quarter operating profit likely fell 24.5 percent - Reuters
・Samsung Q2: Sluggish Tablet Demand, Slowing Smartphone Sales - Re/code
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