スプリント、法人向け「Google Apps」販売でグーグルと提携
2014.07.24
Updated by WirelessWire News編集部 on July 24, 2014, 13:12 pm JST
2014.07.24
Updated by WirelessWire News編集部 on July 24, 2014, 13:12 pm JST
米携帯通信市場3位のスプリント(Sprint)とグーグル(Google)が現地時間23日、新たなパートナーシップを締結したことを発表。スプリントは法人顧客向けに、グーグルのオフィススイート「Google Apps」の販売や顧客サポートなど進めることになったという。
両社によれば、スプリントは8月18日から「Gmail」「Google Calendar」、「Google Drive」「Google Docs」などのサービスを含むGoogle Appsの販売を開始。また、Google Appsユーザー向けの既存のカスタマーサポートを拡張する形で、トレーニングツールやモバイル端末との連携システムなども提供する予定だという。
この話題を採り上げたThe Vergeによると、グーグルがGoogle Appsの再販に関して携帯通信事業者と組むのはこれがはじめて。スプリントは2011年に自社の携帯通信端末でGoogle Voiceを利用できるようにしていたといった経緯もあり、また親会社のソフトバンクはGoogle Apps販売パートナーの最大手だと言う。
スプリント経由で提供されるGoogle Appsは、スプリントの携帯通信サービス加入者でなくても利用できるが、スプリントではグーグルのサービス提供を足がかりに法人顧客からの携帯通信サービス獲得をねらいたい考えなどと記している。
【参照情報】
・Sprint and Google partner up to push Google Apps for enterprise - The Verge
・Sprint gets into the Google Apps resale business - CNET
・Sprint Partners With Google to Sell Apps for Business - Re/code
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