専門サービスのマーケットプレイスを提供しているサムタック（Thumbtack）は先ごろ、グーグル・キャピタル（Google Capital）などから新たに1億ドルの資金を調達したことを明らかにした。

2009年に創業されたサムタックは、一般の人々がカメラマンやインテリアデザイナー、ヨガ講師、DJなど、様々な専門職の人材をみつけて仕事を依頼するためのオンライン・プラットフォームを提供している。同社は、このサイトに登録した7万5000人以上の専門職から受けとる手数料を収入源としている。同サイトは現在米国50州をカバーし、年間売上規模は18億ドル。

サムタックは今回の資金調達で、調達額が累計1億5000万ドルに達し、また同社の評価額は8億ドル以上になったと見られている。

今回の増資にはグーグル・キャピタルのほか、タイガー・グローバル・マネージメント（Tiger Global Management）、セコイア・キャピタル（Sequoia Capital）、ジャベリン・ベンチャー・パートナーズ（Javelin Venture Partnes）など既存の投資家も参加。今後同社では新規株式公開（IPO）に向けた動きを進めていくと見られている。

[Mona Brooks uses Thumbtack to Grow Photography Business from Home]

【参照情報】
・fGoogle Capital Leads $100M Round For Services Marketplace Thumbtack - WSJ
・Google Capital Leads $100 Million Investment in Thumbtack - Bloomberg
・Thumbtack, an Online Market for Services, Raises $100 Million - NYTimes