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アマゾン、オンライン広告市場に本格参入の準備 - 独自に広告配信ツール開発(WSJ報道)

2014.08.25

Updated by WirelessWire News編集部 on August 25, 2014, 10:32 am JST

アマゾン(Amazon)が独自のオンライン広告プラットフォームの開発を進めており、同市場でグーグル(Google)などへの対抗を目指しているとする情報筋の話を米国時間22日付のWSJが報じている。

WSJでは、アマゾンが同プラットフォームにより、まずは現在主にグーグルが提供している自社ページ上の広告を自社のものに変えるつもりだとしている。現在、アマゾンはグーグルから広告をもっとも多く購入している企業のひとつで、この切り替えが実現した場合、グーグルにとっては大きな痛手となる。

アマゾンが開発中の広告配信システムは「Amazon Sponsored Links」という名称で、ユーザーの検索クエリに基づく広告を配信するグーグル「AdWords」にも似たものになると見られているという。また、アマゾンは広告代理店向けに広告枠を大量購入できるツールの開発を進めているほか、複数のパートナー企業に年内にも新たなプラットフォームのテストを開始する可能性があることをすでに伝えているという。

アマゾンはKindle端末向けなどですでに広告を提供しており、この事業の売上が今年は10億ドルほどになるという(イーマーケター=eMarketerの予想)。またアマゾンは将来的にオンライン広告ビジネスを拡大し、グーグルやマイクロソフトなどと比肩する規模に育てることを目指しているという。

アマゾンとグーグルとは、パブリッククラウド分野のほか、ショッピング(製品リスティング)や即日配送分野などでも競合することが増えてきており、アマゾンとしては自社で保有する2億人以上のユーザーの買い物関連データを活用することでグーグルの中核である検索広告事業に揺さぶりを考え。また広告出向主にもグーグル、フェイスブック(Facebook)に続く、第3の選択肢登場が歓迎されるのではないかとするアナリストの見方もWSJ記事では紹介されている。

【参照情報】
Amazon Prepares Online Advertising Program - WSJ
Amazon developing own online advertising software: WSJ - Reuters
Amazon plans to take on Google's online ad business - Fortune

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