米スプリント、ソニーの最新フラッグシップスマートフォンを取り扱いへ
2014.09.01
Updated by WirelessWire News編集部 on September 1, 2014, 11:37 am JST
2014.09.01
Updated by WirelessWire News編集部 on September 1, 2014, 11:37 am JST
米携帯通信市場3位のスプリント(Sprint)が、ソニー製スマートフォン「Xperia」シリーズの最新フラッグシップ機種の取り扱いを始めるという。Reuters、WSJなどが情報筋の話として報じている。
WSJによれば、スプリントの親会社であるソフトバンクも日本市場での同端末の提供を開始する見込み。ソフトバンクはシャープが先ごろ発表していた「Aquos Crystal」でも同様に日米での販売を発表していた。
ソニー製スマートフォンは、米国市場ではこれまで4位のT-モバイル(T-Mobile USA)だけが取り扱ってきており、それ以外の入手方法はソニーのオンラインストアしかない状態が続いていたという。Reutersでは、2013年の世界出荷台数シェアでソニーがわずか2.1%にとどまっていたとするガートナー(Gartner)のデータを引用しながら、スプリントによる動きはソニーにとってプラスになるものの、ベライゾン(Verizon)ならびにAT&Tでの取り扱いが実現しなければ、あまり大きな違いは生まれないとするアナリストの見方も紹介している。
なお、スプリントおよびソフトバンクが発売する最新フラッグシップ端末は、ベルリンでまもなく始まる国際的な家電ショー「IFA」でソニーが発表すると予想されている「Xperia Z3」となるのではないかと見られている。
【参照情報】
・SoftBank's first Sony smartphone deal takes aim at U.S. market - Reuters
・Sprint to Sell Next Sony Xperia Phone in U.S. - WSJ
・Hoping to strengthen sales, Sony is reportedly bringing the Xperia to Sprint - GigaOM
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