ツイッター、物販にサービス拡大 - ツイートからの直接ショッピング可能に
2014.09.09
Updated by WirelessWire News編集部 on September 9, 2014, 11:28 am JST
2014.09.09
Updated by WirelessWire News編集部 on September 9, 2014, 11:28 am JST
[A new way for you to make purchases on Twitter]
ツイッター(Twitter)は米国時間8日、ユーザーがツイート内から直接商品を購入できる新たな機能を試験的に導入した。同日から米国の一部の小売事業者が実験を開始したという。
新たな機能では、ツイート内に商品情報や「購入」ボタンを埋め込むことができ、購入者は一度クレジットカード情報や商品の送り先住所などを登録するだけで、次回からはワンクリックでショッピングできるようになるという。ツイッターでは、広告に続く新たな収入源として同機能を可能性を期待しているという。なお同社は昨年、米チケットマスター(Ticketmaster)のCEOを務めていたネイサン・ハバード(Nathan Hubbard)氏を採用し、コマース担当幹部に任命していた。
ツイッターによれば、この機能が利用できるのはいまのところ米国内だけだが、バーバリー(Burberry)、ホームデポ(Home Depot)、ドナーズチュース(Donors Choose)、ブラッドペイズリー(Brad Paisley)などのブランドや慈善団体などが、商品を販売し始めているという。またストライプ(Stripe)、ガムロード(Gumroad)、ザ・ファンシー(The Fancy)、ミュージックトゥデイ(Musict Today)の4社が同機能に関してツィッターとの提携を予定しているという。
ソーシャルネットワークサービスによるショッピング関連機能の試みでは、フェイスブック(Facebook)が2012年にユーザー同士がギフトをやりとりできる「Facebook Gifts」をリリースし、その後小売店が同サービス上にバーチャル店舗を持てる機能などもリリースしていたが、いずれも期待通りの結果を残せていないとされる。「Facebook Gifts」は今年サービスを終了していた。
【参照情報】
・Testing a way for you to make purchases on Twitter - Twitter
・You can now buy things directly on Twitter -
・Twitter Introduces "Buy" Buttons So You Can Shop From Tweets - Re/code
・Twitter Testing Buy Button as E-Commerce Plans Take Shape - Bloomberg
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