ブラックベリー、新型端末「Passport」を発表 - 約2年ぶりの新製品投入
2014.09.25
Updated by WirelessWire News編集部 on September 25, 2014, 10:34 am JST
2014.09.25
Updated by WirelessWire News編集部 on September 25, 2014, 10:34 am JST
カナダのブラックベリー(BlackBerry)は現地時間24日、同社として約2年ぶりとなる新型スマートフォン「Passport」を発表。ジョン・チェン(John Chen)氏のCEO就任後初めてリリースされる同端末は、高いセキュリティ性や文書・スプレッドシートの編集機能などが求められるビジネスユースに最適化されたものだという。
[BlackBerry Passport review - The Verge]
「BlackBerry OS(ver.10.3)」で動作する「Passport」は、4.5インチの正方形のディスプレイや三列の物理キーボードを搭載。米国ではAT&Tから発売されるが、現在のところ発売時期や価格は明らかにされていない。ただし、ブラックベリーでは、同端末の価格が2年契約ありで249ドルになると見込んでいるという。また、同端末は北米・欧州の一部ではすでに同社のオンラインストア上で販売されており、通信事業者との契約なしで599ドルからとなっている。なお、ブラックベリーは年末までに30か国で同端末をリリースする予定という。
いっぽうチェンCEOは、「Classic」と呼ばれる別の端末を同社が約2か月以内にリリースすることも発表。同端末はブラックベリーの以前の端末である「BlackBerry Bold」に似たものになるとされ、従来のqwertyキーボードとトラックパッドを搭載するものになると見られている。
チェン氏は同社の携帯端末部門について、年間1000万台の端末を販売できれば黒字転換できると主張。なお、同社は5月31日までの第1四半期決算で260万台の端末を販売したことを発表していた。
【参照情報】
・BlackBerry Unveils Its Passport Smartphone - WSJ
・BlackBerry launches square-screen Passport in turnaround push - Reuters
・BlackBerry Passport smartphone coming to AT&T - The Verge
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