また夏に逆戻りしたかのような暑さ! 台風がやってきていますね。
雨が降ると移動が面倒になりますし、濡れるし寒いし頭痛がしたりもしますが、その音に耳を委ねるのは子供の頃から好きでして、窓を開けっ放しにして聞き入ってしまいます。夜降っていれば、雨の音で寝るのも気持ちのいいものです。
youtubeで検索すると、あるわあるわ世界中の雨音が。雨足の強さや風、場所によっても全く違った音が聞こえてくるので、好みは人によって分かれそうです。
ノーマルな感じ。
細かい粒がサーッと降ってくる。
だいぶ大粒の強い雨。
強い雨と雷鳴!
これだけ沢山のパターンがある雨音ですから、敏感になれば、音を聞いただけで降水量や先の災害について予測ができそうですね。
雨をモチーフにした歌や曲も沢山在りまして、何故だか無性に惹かれるもの多数。
雨の庭。
雨だれ。
雨の歌。
雨は、天からインスピレーションを授かって落ちてくるのかもしれません!
何かに雨が当たる音も、豊かなヴァリエーションを生みます。
降り続ける雨の音を通奏低音に、屋根に落ちる即興的なイレギュラー音が印象的な二重奏。
「tin roof」「metal roof」「トタン屋根」など、違う素材を入れて検索するのも面白い。
自分にとって雨音の記憶といえば、京都は龍安寺。雨足で来観者が少なく、雨が周囲音を吸収して、いつもよりずっと静かだったのでしょう。石にしとしとと降り注ぐ音が印象的で、こんな音が聞けるならまた雨の日に来たいなぁと思ったものです。
次の雨には、お気に入りの場所に出かけていって、素材によって聞ける音の違いを楽しむのも良いかもしれません。くれぐれも氾濫寸前の川の音を聞きに行くのは・・・やめましょう・・・ね・・・(自戒
(参考)気象庁:雨の強さと降り方
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html
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青山学院大学史学科、東京藝術大学声楽科、京都造形芸術大学ランドスケープデザインコースを卒業。京都造形芸術大学大学院芸術環境専攻(日本庭園分野)修士課程修了。通信キャリアにてカスタマサービス対応並びにコンテンツ企画等の業務に従事、音楽業界にてウェブメディア立ち上げやバックヤードシステム開発、コンサート制作会社での勤務を経て、現在はフリーのヴォーカリスト、ヴォイストレーナー、エディター、ライター。
http://kanoppi.jp