マイクロソフト、新OS「Windows 10」のUIなどを公開
2014.10.01
Updated by WirelessWire News編集部 on October 1, 2014, 11:38 am JST
2014.10.01
Updated by WirelessWire News編集部 on October 1, 2014, 11:38 am JST
マイクロソフト(Microsoft)は米国時間30日、同社が開発を進めるWindows OSの最新バージョン「Windows 10」のUIや新機能などを披露した。来年後半に正式リリース予定のこの新OSは、スマートフォンやPCからIoT(モノのインターネット)デバイスなどまで幅広い端末に対応するものになるという。
[A First Look at Windows 10 - Microsoft]
「Windows 10」は、これまで別々だったPC向けの「Windows」とスマートフォン/タブレット向けの「Windows Phone」という2つのOSを統合するべく開発されているもので、UI面ではタッチパネル主体の「Windows 8」とマウス/キーボード中心の「Windows 7」の操作体系が併存。「Windows 8」の「Metro UI」に従来のスタートメニュー(Start Menu)が組み込まれるなど、いまだに数多く存在する「Window 7」ユーザーへのアップグレート促進を狙ったものになっているという。なお、NYTimesでは、Windows 8の法人ユーザー導入率がいまだに2割程度とする(Forrester Research)のデータを引用している。
また、ハイブリッド式の端末では、タブレット単体で利用する場合と、マウスやキーボードで操作する場合とで、自動的に別のモードに切り替わる仕組みも導入されるという。さらに動作中のソフトウェアやアプリケーションを俯瞰し、切り替えできる「task view」機能、スタートメニューからアクセスできる新たなユニバーサル検索機能なども追加されるという。
マイクロソフトは米国時間10月1日に「Windows 10」のプレビュー版を開発者向けにリリースし、製品版については2015年の半ばのリリースを予定しているという。
【参照情報】
・Windows 10 is the official name for Microsoft's next version of Windows - The Verge
・Microsoft Skips Windows 9, Heads Straight to Windows 10 - Re/code
・Microsoft Gives First Glimpse of Newest Windows Software - Bloomberg
・Microsoft's Windows 10 Displays a Familiar Look - NYTimes
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