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サムスン、7-9月期のガイダンスを発表 – 営業利益が前年比60%減少の見通し

サムスン、7-9月期のガイダンスを発表 – 営業利益が前年比60%減少の見通し

Updated by WirelessWire News編集部 on October 7, 2014, 11:15 am JST

WirelessWire News編集部 WirelessWire News編集部

サムスン(Samsung)が韓国時間7日に第3四半期(7-9月期)決算の速報値(ガイダンス)を発表。同期の営業利益が過去最高を記録した前年同期に比べて約60%も減少する見込みであることが明らかになったという。

同期の営業利益は4兆1000億ウォン(約3800億ドル)で、前四半期の7兆1900億ウォンからもさらに減少。また売上のほうも47兆ウォンと前年から約20%低下し、Bloombergの集計したアナリスト予想の50兆3000万ウォンを下回ったという。また、ここ数年サムスンの稼ぎ頭となってきたモバイル端末部門では、営業利益が前年同期の6兆7000億ウォンから2兆5000億ウォンに低下したという。

サムスンは、スマートフォン市場でアップル(Apple)とAndroid端末を販売する中国メーカー各社との挟み撃ちにあう状況が続いており、第3四半期にもこうした流れが続いた模様。ただし、具体的な出荷台数などは、一部を除いて不明。(今年前半に発売されていた「Galaxy S5」については推定1200万台で、前期の1800万台から減少したとの記述がBloomberg記事にはみられる)。

サムスンは先月に同社のファブレット端末の最新機種にあたる「Galaxy Note 4」をリリースしていた。いっぽう、アップルも「iPhone 6」に加えて同社初の大型画面(5インチ超)を搭載する「iPhone 6 Plus」を発売しており、年末商戦期を含む第4四半期にはサムスンのモバイル端末事業がその実力を問われることになる、といった見方も出ている。

なお、サムスは前日に来年度の設備投資に関する計画を発表し、韓国内に新設する半導体工場に15兆6000億ウォン(約147億ドル)を投じる考えを明らかにしていた。同新工場の操業開始は2017年の予定という。


[Samsung May Change Smartphone Strategy, Kim Says – Bloomberg TV]

【参照情報】
Samsung expecting a massive drop in profits this quarter – The Verge
Samsung Warns Another Disappointing Earnings Report Is Coming – Business Insider
Samsung Earnings Slump as Galaxy Smartphones Struggle – Bloomberg
Samsung to Invest $14.7 Billion in New Chip Plant in South Korea – WSJ

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