ツィートで送金 - 仏大手銀行がTwitterを使う新サービスを発表
2014.10.15
Updated by WirelessWire News編集部 on October 15, 2014, 12:24 pm JST
2014.10.15
Updated by WirelessWire News編集部 on October 15, 2014, 12:24 pm JST
仏大手金融機関のグループBPCE(Groupe BPCE)が、Twitterを利用する新たな送金サービスを発表したという。
NYTimesによれば、ユーザーのTwitterアカウントとBPCEのモバイル送金サービス「S-Money」を連携させたこのサービスは、現時点でフランスの銀行口座と携帯電話番号を持つ個人ユーザーを対象にしたものとなるという。具体的な送金のやり方は、送り手の「S-Money」ユーザーネーム、受け取り手のTwitterネーム、送金額、ハッシュタグ「#envoyer(フランス語でsend)」をツイートに含めるだけ。ただし、利用できる目的が個人間の送金とチャリティやクラウドファンディングへの送金に限られる。また、送金可能な金額は個人間の場合で1回250ユーロ、チャリティやクラウドファンディングへの送金の場合は同500ユーロ。BPCEの受けとる手数料は、個人間送金が無料、企業やチャリティなどへの送金は1〜2%になる予定。
BPCEの同プロジェクト責任者によると、同社の「S-Money」サービスには現在約10万人のユーザーがいるという。同社ではTwitterとの連携で、より若い世代の利用者獲得を狙う考え。
Twitterは今年9月、ユーザーがツイート内の「購入」ボタンを押すことで、直接商品を購入できる新たな機能を導入していた。ただし、このサービスとBPCEの送金サービスとを連携させる考えはいまのところないという。
【参照情報】
・French Bank to Allow Sending Money With Tweets - NYTimes
・French bank, Twitter team up for money transfers via tweets - Reuters
・French bank will allow you to send money over Twitter soon - The Verge
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