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「Apple Watch」の価格設定、中位機種が500ドル、上位機種が4000〜5000ドルの可能性(iGen報道)

2014.11.06

Updated by WirelessWire News編集部 on November 6, 2014, 12:42 pm JST

アップル(Apple)が今年9月に発表したスマートウォッチ「Apple Watch」について、これまで明らかになっていなかった上位機種2モデルの価格設定に関する情報がiGenというフランスのアップル系情報サイトが伝えられている。

同サイトが入手した情報によると、中位機種にあたるステンレススチールのケースを採用するモデルが500ドル、またゴールド(18金)のケースを採用する最上位モデルが4000〜5000ドルで販売される可能性があるという。

アップルは9月の「Apple Watch」に、ケースの素材や仕上げが異なる3タイプのモデルを投入する予定であることや、アルミ合金製のケースを採用する下位モデルの価格が350ドルからとなることを明らかにしていた。いっぽう、18金ゴールドのケースを使用した「Watch Edtition」などの価格や詳細は正式には発表されておらず、Daring Fireballなど一部のアップル系ブログでは、5000ドル以上になるとする観測も流れていた。

いっぽう、iGenの同じ記事のなかには、アップルがやはり2月14日のバレンタインデーを目標に「Apple Watch」のリリースを目指しているとする話も伝えられている。「Apple Watch」の発売時期については、同社が2月14日のリリースを目指しているとする報道が一度出た後、同社の小売部門担当幹部が社内向けビデオメッセージのなかで、中国の旧正月(2月19日)以降の春になると語ったとする話が、先ごろ9to5Macで伝えられていた。またCNETなど一部の媒体では米国のカレンダーで3月20日から春期が始まることから、「Apple Watch」のリリースは3月下旬以降になるのではないか、と推測も出ていた。

この話題を採り上げたBusiness Insiderでは、数十年にわたって使用できる高級腕時計と異なり、毎年のようにアップデートが行なわれ、わずか数年で時代遅れになってしまうスマートウォッチに、はたして5000ドルも出す人間がいるのかとの疑問を提示。そのうえで、同製品の心臓部となる「S1」チップ(System in a Chip、SiC)を交換可能な仕組みにすれば長い期間にわたって価値を維持できるとする考えがジョン・グルーバー氏(John Gruber、Daring Fireball運営者)から出されていることにも触れながら、いったんモジュールの形状を固定してしまえば、後の設計・仕様変更の足かせにもなりかねないことから、交換可能なSiCというアイデアはあまり現実的とはいえないといった見方を記している。

【参照情報】
How Apple Could Charge $5,000 For The Gold Apple Watch - Business Insider
Apple Watch Pricing to Reportedly Start at $500 for Stainless Steel, $4,000 for Gold - Mac Rumors
Rumor: Gold Apple Watch Edition priced up to $5,000, steel version at $500, will debut on Feb. 14 - Apple Insider
The Talk Show - Daring Fireball

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