サムスン、ロンドンの小売旗艦店を閉鎖 - 開店から半年あまりで(The Verge)
2014.12.26
Updated by WirelessWire News編集部 on December 26, 2014, 11:20 am JST
2014.12.26
Updated by WirelessWire News編集部 on December 26, 2014, 11:20 am JST
スマートフォンの売れ行きが低迷するサムスン(Samsung)が、今年はじめにロンドン(英国)にオープンした旗艦店をこのほど閉鎖したという。
The Vergeによれば、閉店が明らかになったのはロンドンのイーストエンド、ウェストフィールド・ストラトフォード・シティ・ショッピングセンターにある「 Samsung Experimence Store」。サムスンはこれまで英国内で10軒の直営店舗を運営していたが、2014年4月にオープンしたこの店舗はロンドンにある「Experimence Store」のなかでも最大のものだった。なお残り9つの直営店舗については同社は今後も運営を続けていくとしているという。
サムスンはスマートフォンを含む携帯通信端末の販売台数で依然として世界首位の座を維持しているものの、スマートフォン市場ではシャオミ(Xiaomi)やレノボ(Lenovo)などの中国勢が台頭するなかで苦戦が続いている。今年第3四半期の売上高は前年同期比60%減となり、フラッグシップ端末の最新版「Galaxy S5」の販売台数が予想を40%ほど下回っているとする話も報じられていた。また、サムスンは自社製スマートフォンのラインナップを、2015年には25〜30%ほど削減する見通しであることも明らかにしていた。
And it's all over for the flagship #Samsung Experienced store in @westfieldstrat #signofthetimes pic.twitter.com/P03eNivsab
— Najeeb Khan (@najeebster) December 23, 2014
【参照情報】
・Samsung shutters flagship London store amid falling sales - The Verge
・Samsung's flagship London store closes after less than a year - Ars Technica
・Samsung shuts down its flagship retail store in London - GigaOM
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