モトローラ・ソリューションズ、事業売却を検討(Bloomberg報道)
2015.02.09
Updated by WirelessWire News編集部 on February 9, 2015, 11:22 am JST
2015.02.09
Updated by WirelessWire News編集部 on February 9, 2015, 11:22 am JST
トランシーバーやバーコードスキャナーなどの製品を手掛けるモトローラ・ソリューションズ(Motorola Solutions)が事業売却を検討しているという。Bloombergが情報筋の話として6日に報じた。
Bloombergによれば、買い手の候補には複数のPEファンドや軍需関連の企業が含まれて、具体的にはレイセ オン( Raytheon)やハネウェル(Honeywell International Inc)、ジェネラル・ダイナミクス(General Dynamics Corp)などの企業名が挙がっているという。また、事業売却の計画自体は数ヶ月前から検討されているが、実際の取引はしばらく先になる見込みとされている。
モトローラでは2011年、上述のモトローラ・ソリューションズと携帯電話端末やテレビのセットトップボックス(STB)を手がけるモトローラ・モビリティ(Motorola Mobility)の2社に会社を分割、翌年にはモビリティのほうがグーグル(Google)に125億ドルで買収された。また同年にはモビリティのSTB部門が約20億ドルでアリス・グループ( Arris Group)に売却され、さらに2014年になって同社の特許の大半を除いた事業がレノボに約29億ドルで買収されていた。
【参照情報】
・Motorola Solutions to Explore Sale of 87-Year-Old Company - Bloomberg
・Motorola Solutions Explores Sale - WSJ
・Motorola exploring possible sale: Bloomberg - Reuters
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