東日本大震災から4年目を迎え、各地で災害を想定した訓練が行われている。国内通信事業者各社も、3月7日(土)午前0時から3月18日(水)午前0時まで、災害用伝言板と災害用音声お届けサービスの体験サービスを実施している。
フィーチャーフォンの場合は各社が提供するサービスメニューから、スマートフォンの場合はあらかじめアプリをインストールして利用する。最近発売された機種では対応アプリがプリインストールされていることが多いが、この機会に自分のスマートフォンのアプリをチェックし、インストールされている場合でも最新バージョンにアップデートしておくことをお勧めする。
【災害対策用アプリ】
・NTTドコモ(災害用キット)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/disaster_kit/
・KDDI(au災害対策アプリ)
http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/safety/saigai-taisaku/
・ソフトバンク(災害用伝言板アプリ)
-Android http://www.softbank.jp/mobile/service/smartphone/dengon/
-iOS http://www.softbank.jp/mobile/service/iphone/app/dengon/
・Yモバイル(災害用伝言板アプリ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.emobile.dvs
※Spray , Nexus 6 , DIGNO T , ARROWS S , AQUOS Phone ef , AQUOS Phone es , DIGNO DUAL 2 , DIGNO DUAL , STREAM については、ソフトバンク用災害伝言板アプリから利用可能。
また、災害や復興にかかわるコンテンツも公開されている。
KDDIは、事前にできる準備や地震直後に身を守るための道具としての利用まで含めて、携帯電話の利用法を紹介する動画「震災時に知っておきたい携帯電話の10のこと」を公開した。
⇒ 災害に備えて。お役立ちサービスを紹介します。~もしもしケータイ、もしものケータイ~
ソフトバンクグループは復興支援特設サイトを公開し、これまでに行ったチャリティホワイトやTOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムなどを紹介している
⇒ ソフトバンクグループ 復興支援特設サイト
また、ソフトバンクグループのYAHOO!JAPANは、昨年に引き続き「3.11、検索は応援になる。」として、Yahoo!検索で「3.11」をキーワードにした検索1件につき10円を6つの東北復興支援団体に寄付する。
⇒ 3.11、検索は応援になる。 - Yahoo!検索
NTTドコモは2013年から公開している東北復興・新生支援「笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト」のサイトで、被災地の今の様子とドコモの東北での支援活動を紹介している。
⇒ docomo東北復興・新生支援「笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト」
来年には震災後5年間と設定された集中復興期間が終了するが、安倍首相は次の5年間の新たな復興支援の枠組みをこの夏までに策定すると表明した。「風化」が懸念される今、あらためて私たち一人一人があの日を思い出し、今できる支援を考えてみよう。
▼4年経過した今でも、被災地を支援するボランティアは必要とされている。
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登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。