グーグルがモバイル検索のアルゴリズムを変更 - 「モバイルフレンドリー」の規準を追加
Google could be your bestie from now on
2015.04.22
Updated by WirelessWire News編集部 on April 22, 2015, 15:00 pm JST
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2015.04.22
Updated by WirelessWire News編集部 on April 22, 2015, 15:00 pm JST
グーグル(Google)が米国時間21日、モバイル検索のアルゴリズム変更を実施、これにより「モバイルフレンドリー」なサイトが検索上位に表示されるようになったという。
モバイル端末経由の利用増大を受けて実施されたこのアルゴリズムの見直しは、昨年秋からグーグルが告知していたもので、比較的大きな影響が想定されることから、一部では計画発表以来「モバイルゲドン("Mobilegeddon.")」などと呼ばれていたという。なおPC(デスクトップ)経由の検索については変更はないとされている。
グーグルが示した「モバイルフレンドリー」の基準についてVentureBeatでは以下の項目が挙げられている。
・Flashなどモバイル端末では一般的ではない技術が利用使用されていない。
・画面をズームしなくてもテキストを読むことできる。
・コンテンツ表示が一画面に収まり、スクロールやズームをする必要がない。
・リンクがクリックしやすいような間隔で配置されている。
VentureBeatなどによると、グーグルの広報担当者は今回の変更を「重要なもの」としつつ、「検索結果のランク付けには従来の基準も引き続き使用している」とし、「検索クエリとの関連性がもっとも比重の高い基準である点はこれまでと変わらず、品質の高いコンテンツのページがモバイルフレンドリーでない場合も、品質の低いコンテンツのページより下位に表示されることはない」としているという。
【参照情報】
・Google’s Mobilegeddon: Everything you need to know - VentureBeat
・Google Adds ‘Mobile Friendliness’ to Its Search Criteria - NYTimes
・'Mobilegeddon' could be bad news for 40% of top websites - USA Today
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