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ドコモ、「+d」展開に伴い、ポイントや会員などの名称を「d」に統一

Docomo with letter "d"

2015.04.28

Updated by Naohisa Iwamoto on April 28, 2015, 18:32 pm JST

NTTドコモは2015年4月28日、ドコモのサービスブランドの名称を「d」を冠したわかりやすい名称に統一すると発表した。「中期目標に向けた新たな取り組み」に対応した施策だ。

今回、名称を変更するのはポイントの「ドコモポイント」、会員プログラムの「ドコモプレミアクラブ」、クレジットサービスの「DCMX」、顧客IDの「docomo ID」。それぞれ「dポイント」「dポイントクラブ」「dカード」「dアカウント」となり、わかりやすさが増す。

名称の変更は、2014年10月に掲げた中期目標の達成に向けた「中期目標に向けた新たな取り組み」に関連するの施策の1つ。中期目標では、従来の顧客獲得競争から脱却し、長期利用で価値を提供できるように競争のフェーズの転換を加速することを目指す。その中で、新しいサービス分野のパートナーとコラボレーションすることで、付加価値を創造する「協創」の取り組みを進めるとしている。パートナーとのコラボレーションした「協創」の取り組みを「+d」と名付け、「パートナー+d」として展開する。これに呼応して、ドコモのサービスブランドを「d」を冠した名称に統一した。

「中期目標に向けた新たな取り組み」では、「+d」の展開に加えて、パートナーと社会価値を協創する取り組みも推進する。「IoTの拡大による新たなビジネスの協創」「サービスを通じた社会的課題の解決」「ビジネスを通じた地方創生の取り組み」「2020を見据えたビジネスの創出」を掲げ、パートナーと「付加価値を協創」する企業へと変革を目指す。

【報道発表資料】
ポイントや会員プログラムなどの名称を統一
中期目標に向けた新たな取り組み

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。