Image by Maurizio Pesce(CC BY)
スナップチャット、5億3700万ドルを新たに調達 - 評価額は160億ドルに
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2015.06.01
Updated by WirelessWire News編集部 on June 1, 2015, 13:30 pm JST
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メッセージアプリを開発・提供するスナップチャット(Snapchat)が現地時間29日、米証券取引所に提出した書類のなかで、新たに5億3700万ドルの資金を調達したことを明らかにした。またこの増資に伴い、同社の評価額は160億ドルに達したという。
スナップチャットによれば、今回の資金調達では、中国Eコマース最大手のアリババ(Alibaba)、アクセス・インダストリーズ(Access Industries)、ヨーク・キャピタル・マネージメント(York Capital Management)、グレード・ブルック・キャピタルパートナーズ(Grade Brook Capital Partners)などが新たに同社に出資。また同社の資金調達はまだ完了しておらず、今回の調達で集まる金額は最大で6億5000万ドルに上る可能性もあるという。
なお、アリババなどの各社はそれぞれスナップチャットの普通株を取得するが、これは優先株の取得が一般的な未公開企業の増資では異例のこととされている。
スナップチャットは2011年にエヴァン・スピーゲル(Evan Spiegel)氏が創業したベンチャー企業。ロサンゼルスに本拠地を置く同社は、ユーザーによる閲覧後に自動消滅する写真付きメッセージを送ることができるアプリを提供しており、これまでに6億4800万ドルの資金を調達していた。また最近ではCNNなどの大手パブリッシャーからの動画を配信し始めるなど、メディア事業に舵を切る姿勢を鮮明にしている。
【参照情報】
・Snapchat Raises Another $500 Million From Investors - WSJ
・Snapchat Said to Be Valued at $16 Billion in New Fundraising - Bloomberg
・Snapchat in process of raising new money, values company at up to $16B: Sources - CNBC
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