オキュラス、コンシューマー版VRヘッドセット「Rift」を発表 - マイクロソフトと提携
Facebook's Oculus has a lot going on
2015.06.12
Updated by WirelessWire News編集部 on June 12, 2015, 11:43 am JST
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2015.06.12
Updated by WirelessWire News編集部 on June 12, 2015, 11:43 am JST
フェイスブック(Facebook)が昨年 3月に買収した、バーチャルリアリティ(VR)用ヘッドセットを開発するオキュラス(Oculus)が米国時間11日、コンシューマー向けVRヘッドセット「Rift」を発表。また、マイクロソフト(Microsoft)とソフトウェアおよびハードウェア分野でパートナーシップを結んだことを明らかにした。
オキュラスによれば、「Rift」は来年第1四半期にリリース予定で、マイクロソフト「Windows 10」OS搭載端末および「Xbox One」に対応。また「Xbox One」の無線コントローラーとセットで販売されるという。なお、現時点で価格については明らかにされていない。
VRヘッドセットについては、ソニーも「Project Morpheus」の開発コードで独自の端末を開発しているほか、HTCとバルブ(Valved)も共同で開発を進めている。また、マイクロソフトも先ごろ「HoloLens」と呼ばれるAR(拡張現実)ヘッドセットの開発を行っている。
この話題に触れたThe Vergeでは、マイクロソフトがオキュラスと提携したことについて、「Windows 10」の普及促進が期待できる点や「Rift」への対応で他社のOSやゲームコンソールをリードできる点などのメリットを指摘。オキュラスにとっても、自社でのコントーラー開発の手間を省ける点やコンシューマー向けハードウェアの流通に関してマイクロソフトのノウハウを借りることができる点などをメリットとして挙げている。
【参照情報】
・Oculus Unveils Rift Headset and Prototype Touch Hand Controls - WSJ
・Facebook’s Oculus Teams Up With Microsoft’s Xbox - Bloomberg
・Microsoft’s Oculus partnership is a very clever move - The Verge
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