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NASAとマイクロソフトが協力 -「HoloLens」を国際宇宙ステーションに

NASAとマイクロソフトが協力 -「HoloLens」を国際宇宙ステーションに

HoloLens goes into space

Updated by WirelessWire News編集部 on June 26, 2015, 12:45 pm JST

WirelessWire News編集部 WirelessWire News編集部

マイクロソフトが開発中のARヘッドセット「HoloLens」が、NASAの国際宇宙ステーション(ISS)でトレーニングや業務に利用されることになったという。米国時間25日に複数の媒体が報じた。

この話題を採り上げたBloombergによると、「Project Sidekick」というこの取り組みでは今週末に打ち上げられるスペースX(Space X)のロケットに2組の「HoloLens」を積み込でISSに送る予定。ISSのなかでは、ARゴーグルを装着した乗組員と地上係員とのSkype経由の交信などが行われるという。具体的な活用法については、地上の人間がISS乗組員の視点をリアルタイムで体験することで、複雑な作業をサポートしたり、あるいは乗組員の視界にアニメーション・ホログラムを投影することで、トレーニングに役立てたりすることなどが挙げられている。

【参照情報】
NASA, Microsoft Collaborate to Bring Science Fiction to Science Fact – NASA
NASA to Use HoloLens on Space Station – Bloomberg
NASA will send HoloLens to space this weekend – The Verge

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