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アップルが「Apple Watch」向けOSの最新版「Watch OS 2」のアップデートについて、米国時間16日に予定していた配布開始を延期した。

「Watch OS 2」は、今年4月に発売されたApple Watchにとって初めての大型アップデートで、サードパーティ製ネイティブアプリのサポート、新しいデザインの盤面の追加、それにMapでの公共交通機関の乗換情報の提供などが大きな変更点とされている。今回の配布延期の原因については、バグが見つかったためとされているだけで、具体的な内容などは明らかにされていない。また新たな配布開始日がいつになるかは現時点では不明。ただし同社の広報担当者は「近日中の見込み」としているという。

アップルが新たなカテゴリーの製品を投入するのは2010年の「iPad」以来で、ティム・クック(Tim Cook)CEOはApple Watchの売れ行きに関し、これまで「素晴らしいスタートを切った」などとコメントしていたものの、具体的な販売台数はいまのところ明らかにされていない。ただ米調査会社IDCからは、2015年4〜6月期のApple Watch出荷台数が推定360万台だったと報告も出されていた。

【参照情報】
Apple delays launch of watchOS 2 after discovering bug - The Verge
Apple Delays Software Update for Watch After Finding Bug - Bloomberg
Apple Delays Release of New Apple Watch Software - NYTimes

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