original image: Kevin Jarrett(CC BY)
マイクロソフト、「Minecraft」を利用した子供向けプログラミング教材を無償提供
2015.11.17
Updated by WirelessWire News編集部 on November 17, 2015, 12:08 pm JST
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2015.11.17
Updated by WirelessWire News編集部 on November 17, 2015, 12:08 pm JST
マイクロソフト(Microsoft)が米国時間16日、児童・生徒向けのプログラミング教育の普及に取り組むNPOのCode.orgとの提携を発表。Code.orgが主催するオンラインの取り組み「Hour of Code」向けに、マイクロソフトの人気ゲーム「Minecraft」をベースにした子供向けのチュートリアル教材を無料で提供することになったという。
Code.orgサイトですでに更改されているこのチュートリアルは、基礎的なプログラミングの知識を習得するためのもので、コマンドの書かれたブロックを組み合わせながら、画面上のキャラクターを操作する仕組みとなっている。
Code.orgは2013年に創立されたNPOで、コンピューターサイエンス教育の普及に取り組んできており、同社のHour of Codeにはこれまで1億人以上が参加してきているという。また、過去には子供に人気のある「Floppy bird」や「アナと雪の女王」などをテーマにしたチュートリアルが提供されたこともあったものの、昨年のイベント実施後にはMinecraftを利用したチュートリアルを求める声が多く聞かれたという。
マイクロソフトは2014年にMinecraftの開発元であるモヤン(Mojang)を25億ドルで買収。同社が「Hour of Code」の最大の支援者となっていることもあり、今回の話が実現したという。
【参照情報】
・Microsoft and Code.org will use Minecraft to teach kids the basics of computer programming - GeekWire
・Microsoft, Code.org Will Use Minecraft to Teach Kids Programming - Bloomberg
・Microsoft and Code.org want to teach kids to code with Minecraft - CNET
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