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欧州でケーブルテレビ事業などを展開する米リバティ・グローバル(Liberty Global:以下、リバティ)が欧州時間16日、カリブ海・南米地域で通信事業を展開する英ケーブル&ワイヤレス・コミュニケーションズ(Cable & Wireless Communications:以下、C&W)の買収を発表。買収金額は推定53〜55億ドルで、C&Wの負債も含めた買収額は80〜82億ドルになる見込みとされている。

C&Wは、カリブ海やパナマ、セイシェルなどでケーブルテレビ、インターネット、固定電話回線、無線サービスを提供しており、加入者は600万件。C&W買収により、リバティのカリブ海・南米地域での加入者数は約1000万人になるという。

リバティ・グローバルは、欧州市場からの収入が売上全体の90%以上を占めており、欧州経済の低迷が続くなか、積極的な企業・事業買収を進めてきている。2013年2月には、英ケーブルテレビ事業者のヴァージンメディアの買収を発表したほか、ベルギーのテレネット・グループ(Telenet Group)についても株式の保有比率を引き上げている。2014年1月にはオランダのケーブル事業者であるジッゴ(Ziggo)の買収も発表していた。また、リバティを率いるジョン・マローン(John Malone)氏は昨年、バハマの光ファイバー事業者であるコロンブス・インターナショナル買収時にC&Wの議決権付き株式13%を取得していた。

なお、この買収は今後カリブ海周辺諸国の複数の政府規制当局の承認を得る必要があり、来年中に完了する見込みだという。

【参照情報】
Liberty Global to Buy Cable & Wireless Communications for $5.3 Billion - WSJ
Liberty Global to Buy Cable & Wireless for $5.5 Billion - NYTimes
Liberty Global snaps up Cable & Wireless in £3.5bn deal - Telegraph

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