アップル、『Star Wars』に使われたモーションキャプチャー技術の開発元を買収(TechCrunch報道)
2015.11.26
Updated by WirelessWire News編集部 on November 26, 2015, 13:20 pm JST
2015.11.26
Updated by WirelessWire News編集部 on November 26, 2015, 13:20 pm JST
アップル(Apple)が、フェイスシフト(Faceshift)というモーションキャプチャー技術関連のベンチャー企業を買収したと、米国時間25日にTechCrunchが伝えた。
スイスのチューリヒに拠点を置くフェイスシフトは、人間の表情を分析し、リアルタイムでCGのアバターの表情に転化するソフトウェアを開発したことで知られ、また映画「スター・ウォーズ」の最新作にも同社の技術が採用されているという。The Vergeによれば、同社は2012年にマイクロソフト(Microsoft)「Kinect」カメラを使用して自社の技術を披露しており、今年にはインテル(Intel)「RealSense 3D」カメラを使用したデモも行っていたという。
アップルによるフェイスシフト買収の噂は、すでに今年初めに浮上していたが、アップルがこの買収を正式に認めたのは今回が初めてだという。
The Vergeでは、アップルが顔認識技術を開発するスウェーデンのポーラーローズ(Poloar Rose)や、イスラエルの3Dセンサー関連ベンチャー、プライムセンス(PrimeSense)など、これまでに関連の深い技術を持つ企業を買収している点に触れ、アップルは買収した各社の技術を組み合わせて、同社製端末に顔認証機能を搭載することや、ビデオチャット機能「FacetTime」にアバター機能を付加することなど、様々な形で応用の可能性があると指摘している。
https://youtu.be/uiMnAmoIK9s
【参照情報】
・Apple Has Acquired Faceshift, Maker Of Motion Capture Tech Used In Star Wars - TechCrunch
・Apple now owns a motion capture startup used in Star Wars - The Verge
・Apple has acquired Faceshift, a virtual reality startup used in the latest 'Star Wars' movie - Business Insider
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