グーグル（Google）が米国時間1日、同社の「Google Cultural Institute」プロジェクトの一環として、コンサートやバレー、演劇などのライブパフォーマンスを舞台上から撮影した360度動画コンテンツなどを公開した。

グーグルはこの取り組みで世界各地のオーケストラや劇団、ダンスグループなど60以上の組織と提携。ニューヨークのカーネギーホールやパリのオペラ座、マドリッドのテアトロ・レアルなど各、地の開場で行われたさまざまな演奏や演劇をステージ上で撮影した映像や、舞台裏の様子を撮した画像をオンライン経由で視聴可能にしている。

グーグルが2011年に開始したGoogle Cultural Instituteは、芸術や文化の普及を目的としたの取り組みで、各国の美術館や博物館が所蔵する絵画や写真などのコレクションや歴史的な資料のほか、世界各地の祭りや文化遺産などを撮した写真などもウェブ上で公開している。また昨年には、美術館や博物館が独自のモバイルアプリを提供できるプラットフォームもリリースし、最近では様々な形でアート作品を鑑賞できるアプリなども開発・公開していた。

https://youtu.be/L2Be11a_Rgo

【参照情報】
・Step on stage with the Google Cultural Institute - Google
・Google Cultural Institute Lets Viewers Take the Stage - WSJ
・Google Cultural Institute Puts Us All Onstage - NYTimes
・ - VentureBeat