original image: © piotr_roae - Fotolia.com
米FAA、ドローン登録制度の詳細を発表 - 罰則規定も明らかに
2015.12.15
Updated by WirelessWire News編集部 on December 15, 2015, 11:41 am JST
original image: © piotr_roae - Fotolia.com
2015.12.15
Updated by WirelessWire News編集部 on December 15, 2015, 11:41 am JST
米連邦航空局(FAA)は現地時間14日、小型ドローン購入者に対する登録制度の内容を発表。多数の関連企業や政府機関の代表者からなるタスクフォースが検討を進めていた新ルールの詳細が正式に明らかになった。
この話題を採り上げたNYTimesなどによると、この制度では0.55ポンド〜50ポンドの重さのすべてのドローンが登録対象となり、12月21日までにドローンを購入したユーザーは来年2月19日までに登録することが義務づけられるいっぽう、12月21日以降に購入したドローンについては利用(飛行)前の登録が求められているという。なお、登録手続きについては、ユーザーが氏名と自宅住所、Eメールアドレスを提供する必要があり、登録できるのは13歳以上のユーザーとなっているが、13歳以下の子どもについても親が登録することで利用は可能という。また登録料は5ドルで、受付開始から30日間は免除とされている。
この登録制度では、登録の際に登録番号が発行され、これをドローンに貼り付ける必要がある。また、ドローンを飛ばす際には登録カードを携帯することも求められている。
いっぽう、ルール違反者への罰則については、民事罰では最高2万7500ドル、刑事罰では最高25万ドルの罰金や最長3年の懲役刑が課される可能性があるという。
米国では今年の年末商戦で多数のドローンが販売されることが予想されており、NYTimesでは販売台数が70万台に達するとの予想も紹介されている。
【参照情報】
・Press Release – FAA Announces Small UAS Registration Rule - FAA
・Drone Registration Rules Are Announced by F.A.A. - NYTimes
・FAA to Require Most Drones to Be Registered and Marked - WSJ
・FAA announces drone owners must register by February 19th, 2016 - The Verge
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら