original image: © Sergey Nivens - Fotolia.com
2015年のPC出荷台数、2008年以来の3億台割れに
2016.01.13
Updated by WirelessWire News編集部 on January 13, 2016, 12:55 pm JST
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2016.01.13
Updated by WirelessWire News編集部 on January 13, 2016, 12:55 pm JST
調査会社のIDCとガートナー(Gartner)から2015年のPC出荷台数に関するレポートが米国時間12日にそれぞれ発表された。スマートフォンやタブレットとの競合やドル高、中国などでの景気減速の影響を受け、PCの年間出荷台数は2008年以来初めて3億台を下回ったという。
WSJの報道によると、2015年のPC出荷台数についてIDCでは前年比10.4%減の2億7620万台、ガートナーでは同8%減の2億8870万台になったとしているという(ガートナーの数値にはタブレットの出荷台数も含まれる)。
また、第4四半期のメーカー別の出荷台数は、1位レノボ(Lenovo)が前年同期比4.5%減の1540万台、2位ヒューレット・パッカード(HP)が同10.1%減の1430万台、3位デル(Dell)が同5.7%減の1020万台にそれぞれなったという(IDC調べ)。
なお、IDCでは2016年の見通しについて、「Windows 10」搭載機の普及などもあり、減少幅が3.1%程度に縮小するとみているという。
【参照情報】
・Windows 10 hasn't stopped the PC sales decline yet - The Verge
・PC Sales Drop to Historic Lows - WSJ
・Global PC Shipments Fall to Lowest Since 2008, Gartner Says - Bloomberg
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