original image: © Sergey Nivens - Fotolia.com
世界のモバイルデータ通信量、今後5年で8倍増の見通し(シスコ予測)
2016.02.05
Updated by WirelessWire News編集部 on February 5, 2016, 11:57 am JST
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2016.02.05
Updated by WirelessWire News編集部 on February 5, 2016, 11:57 am JST
米シスコシステムズ(Cisco Systems)が米国時間3日、世界のインターネット動向に関する年次レポート「Visual Networking Index」の最新版を公表した。
同レポートによると、世界のスマートフォンユーザー数は2020年時点で総人口の約7割にあたる55億人まで拡大し、また同年には携帯電話の利用者数が電気や水道といったインフラや自動車の利用者数を上回る見込みだという。
世界のモバイルデータトラフィックは、2015年の44エクサバイトから2020年には367エクサバイトまで増加し、データトラフィックの81%がスマートフォン経由のものになる見込み。また、有線を含めたインターネット全体の通信量は今年中にゼタバイト(10の21乗バイト)の大台に乗り、2019年にはさらにこの倍まで増えるとの予想もある。
地域別の増加率は、アフリカや中東が年平均44%ともっとも高く、それに次いで中央・東ヨーロッパが33%、中国を含むアジア太平洋地域が21%、米国が20%などとなっている。
そのほかに、同レポートでは今後5年のインターネット関連の動向について、以下のような見通しが示されている。
【参照情報】
・Phones Will Drive Internet Traffic Past the Zettabyte Mark This Year - Re/code
・Cisco: Internet of things, video will lead to global mobile data surge - ZDNet
・Cisco sees eight-fold increase in mobile data by 2020 - Computerworld
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