original image: © Mara Zemgaliete - Fotolia.com
「Raspberry Pi 3」が発表に - 35ドルでWi-Fi、Bluetoothが新たに追加
2016.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2016, 12:25 pm JST
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2016.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2016, 12:25 pm JST
教育向けの小型コンピューター・キット「Raspberry Pi」の最新モデルとなる「Raspberry Pi 3」が英国時間2月29日に発表された。オリジナルモデル発売から4周年を記念して発表された新モデルは、前モデルと同じ35ドルながら、Wi-FiとBluetooth接続機能が新たに追加されている。
「Raspberry Pi 3」は、64ビットの1.2GHzクァッドコア「ARM Cortex-A53」CPUを搭載し、処理能力が前モデルから50〜60%向上。また、無線通信では802.11n規格のWi-FiおよびBluetooth 4 .0に対応。そのほか、前モデルと同様に、HDMIやイーサネット、マイクロSD、USBなどの各端子、それにブロードコム(Broadcom)製の「VideoCore Ⅳ 3D」グラフィックプロセッサなどが搭載されている。なお、新モデルは「Windows 10 IoT Core」OSや複数のLinux OSで動かすことが可能だという。
この話題に触れたPCWorldでは、新モデルについて、無線通信機能の追加により、スマートホーム家電やホームセキュリティシステム、ヘルスケア関連システムなど、クラウドと組み合わせた様々な利用可能性が広がると指摘している。
【参照情報】
・RASPBERRY PI 3 ON SALE NOW AT $35 - Raspberry Pi
・The Raspberry Pi 3 adds Wi-Fi, Bluetooth, and still costs only $35 - The Verge
・Faster Raspberry Pi 3 available for $35 with 64-bit processor, Wi-Fi - PCWorld
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