capture image: freeD | 2016 Slam Dunk Contest(Replay-Technologies.com)
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大手チップメーカーのインテル(Intel)は米国時間9日、スポーツ関連のデジタル化技術を専門とするイスラエルのVR(Virtual Reality)ベンチャー、リプレイ・テクノロジーズ(Replay Technologies:以下、リプレイ)を買収することで同社と合意したことを発表。買収額は明らかにされていないものの、WSJの情報筋によれば、1億5000〜1億7000万ドルになるという。
WSJなどによると、リプレイは2011年にテルアビブ(イスラエル)で創業されたベンチャー企業で、視聴者があらゆる角度からスポーツのリプレイをみられる「freeD」と呼ばれるテクノジーの開発しているという。またGlobesによると、リプレイはドイツテレコム(Deutsche Telekom)のVC部門やサムスン・ベンチャーズ(Samsung Ventures)、ダラス・マーベリスクのオーナーであるマーク・キューバン(Mark Cuban)氏などから、これまでに合わせて2700万ドルの資金を調達していたという。
インテルは同社と2013年から提携しており、最近ではNBAのオールスターゲームに関するプロジェクトでも協力していた。
この話題に触れたWSJでは、インテルが近年AR(Augumented Reality)やVR分野での拡大を目指しているとし、同社がこの数年で少なくとも同分野に関連する企業5社を買収したと指摘している。
【参照情報】
・Intel Acquires Israeli Virtual Reality Startup - WSJ
・Intel acquires Israeli co Replay Technologies for $175m - Globes
・Intel Buying Replay Technology in Bid to Up Its Sports Game - Re/code
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