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中国ネット大手のテンセント(Tencent)や台湾フォクスコンなどが資金提供フューチャーモビリティ(Future Mobility)という電気自動車(EV)ベンチャーに、独BMWで「i3」「i8」の開発に携わった中核メンバーがいっせいに移籍することになったという。

WSJやBloombergが米国時間20日付で報じたところによると、フューチャーモビリティは先月、BMWで20年の勤務経験を持ち、同社の「i8」(プラグインハイブリッド・スポーツカー)開発を率いたカーステン・ブライトフェルド(Carsten Breitfeld)氏という幹部を自社の経営責任者(CEO)に起用。この動きに続くかたちで、「i」シリーズの車輌設計、駆動系ソフトウェア開発、プロダクト管理をそれぞれ担当した責任者3人が、フューチャーモビリティに移籍することが今回明らかになったという。

中国では、中央政府がEVの積極普及策を打ちだしていることなどもあり、ここにきてフューチャーモビリティのほか、ネクストEV(NextEV)、ルエコー(LeEcho)といったEV関連の新規参入組が相次いでいる。そのうち、やはりテンセントから資金提供を受けたネクストEVは、昨年暮れにシスコシステムズ(Cisco Systems)の技術戦略責任者も務めたパドマスリー・ウォリアー(Padmasree Warrior)を米国事業の責任者に起用したことで米媒体からも注目を集めていた。またネット動画配信最大手のLeTVが母体のLeEchoは、同社にとって初めてのコンセプトカー「LeSee」を中国時間20日に北京で発表。さらに、LeEcho創業者が後押しする米ファラディ・フューチャー(Faraday Future)が先ごろ、総工費10億ドルとされる米ネバダ州の工場建設に着手したことも伝えられていた。

WSJでは、BMW「i」シリーズの開発中核メンバーがいっせいに同社を離れたことについて、同社がいまのところEV開発にはさほど積極的とはいえず、いっぽうでテスラ(Tesla Motor)の発表した「Model 3」に30万件を超える予約注文が集まっていることなどから、EV開発を手掛けてきたメンバーらがしびれを切らしたのではないかとする情報筋の話も紹介されている。

【参照情報】
BMW Loses Core Development Team of Its i3 and i8 Electric Vehicle Line - WSJ
BMW Executives Said to Join Tencent-Backed Electric-Car Maker - Bloomberg
LeEco shows off its ‘LeSee’ all-electric car concept [Gallery] - Electrek

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