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グーグル(Google)が、同社の検索技術と音声認識技術を組み合わせた新たなハードウェアを開発しているとする情報筋の話が米国時間11日にRecodeで報じられた。同端末はアマゾン(Amazon)のスマートホーム端末「Echo」に競合する製品になる可能性があるという。

Recodeによれば、開発コード名「Chirp」というこの端末は、グーグルのWi-Fiルーター「OnHub」に類似したものになる可能性があり、来週開催されるグーグルの開発者カンファレンス「Google I/O」で発表される見込みは低いものの、今年中のリリース予定で開発が進められているという。

アマゾン「Echo」は、同社のパーソナルアシスタント機能「Alexa」と連動するBluetoothスピーカー兼用端末で、これまでに300万台以上を販売したとするアナリストの推定も流れていた。またグーグルが「Echo」と似たポータブルスピーカー型の音声コマンド対応端末を開発しているとする話がThe Informationで報じられていたこともあった。さらにグーグルと同じアルファベット(Alphabet)傘下のネスト(Nest)でも「Echo」と似たスマートホーム端末の開発が検討されているという話も伝えられていたという。

【参照情報】
Google’s answer to Amazon's Echo is code-named ‘Chirp’ and is landing soon - Recode
Google to respond to Amazon Echo at last with codename “Chirp” device -
Google’s Amazon Echo killer is code-named 'Chirp' - Business Insider

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