original image: Clash Of Clans screenshot squirrel83(CC BY)
テンセント、ソフトバンクのスーパーセル持ち株取得で合意間近(米媒体報道)
2016.06.16
Updated by WirelessWire News編集部 on June 16, 2016, 12:39 pm JST
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2016.06.16
Updated by WirelessWire News編集部 on June 16, 2016, 12:39 pm JST
中国のテンセント(Tencent Holdings)とソフトバンクとの間で、ソフトバンクの保有するモバイルゲームメーカー、スーパーセル(Supercell)の株式譲渡に関する話し合いが進んでいるという。WSJなど複数の媒体が米国時間15日、情報筋の話として報じている。
人気ゲーム「Crash of Crans」の開発元として知られるフィンランドのスーパーセルは、2010年の創業で、これまでに「Crash of Crans」「Hay Day」「Boom Beach」「Clsh Royale」という4つのゲームをリリースしている。ソフトバンクは2013年にスーパーセル株式の51%を15億ドルで取得し、昨年にはこの持ち株比率を73.2%まで引き上げていた。
WSJによると、テンセントは、ソフトバンクが保有するスーパーセル株式の取得を目指しており、またヒルハウス・キャピタル(Hilhouse Capital Group)など複数の投資会社に対して、この買収に参加するよう働きかけているという。
スーパーセルの評価額について、WSJでは正確な金額は不明としながら現時点で90億ドル以上としており、またReutersでもやはり90億ドル以上とする関係者の話が紹介されている。
「QQ」や「WeChat」などのメッセージング/SNS・サービスで知られているテンセントだが、ゲーム事業は同社の主な収入源で、2011年には人気PCゲーム「League of Legends」で知られるライオットゲームズ(Riot Games)を2億3000万ドルで買収していた。
ソフトバンクは今年に入って投資先ポートフォオの組み替えを進めており、先日には同社が保有するアリババ株式の一部売却を発表、またガンホー・オンライン・エンターテイメントの株式を同社に売却してもいた。
【参照情報】
・Tencent Nears Deal to Buy Majority Stake in Supercell From SoftBank - WSJ
・Tencent nears deal to buy majority stake in Supercell: source - Reuters
・‘Clash Of Clans’ Game Maker Possible $9 Billion Takeover Target - Investors.com
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