楽天が、Bitcoin関連ベンチャーの英ビットネット（Bitnet）を買収したことを日本時間18日に’発表した。

北アイルランドのベルファストに本拠地を置くビットネットは、コインベース（Coinbase）やビットペイ（Bitpay）などと競合するBitcoinウォレット関連のベンチャー企業。しかし、近年は幹部の退社や従業員のリストラなどに追われ、事業が伸び悩んでいたという。

楽天はビットネットが2年ほど前に1450万ドルの資金を調達した際に同社に出資し、昨年夏には自社のEコマースサイトの一部でビットネットの決済サービスを利用可能にしていた。

この話題を採り上げたTechCrunchによると、楽天がベルファストに設立する「Rakuten Blockchain Lab」では、ビットネットのステファン・マクナマラ（McNamara）CTOならびにファーガル・ダウン（Fergal Down）エンジニアリング担当VPが加入し、運営を舵取りすることになるという。

【参照情報】
・Rakuten Blockchain Lab to Open in Belfast - Rakuten
・Rakuten buys struggling bitcoin startup Bitnet to create a ‘blockchain research lab’ - TechCrunch
・Rakuten Acquires Bitcoin Startup Team for Blockchain Lab Launch - CoinDesk