original image: Maurizio Pesce(CC BY)
アップル、「Snapchat」にキャッチアップ - 独自の動画共有アプリを開発中(Bloomberg報道)
2016.08.26
Updated by WirelessWire News編集部 on August 26, 2016, 11:28 am JST
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2016.08.26
Updated by WirelessWire News編集部 on August 26, 2016, 11:28 am JST
アップル(Apple)が、メッセージアプリ「Snapchat」に似た機能を持つ動画の撮影・編集用アプリを開発していると、Bloombergが米国時間25日に情報筋の話として伝えている。
Bloombergによれば、アップルが2017年のリリースを目標に開発中とされる新アプリは、動画の撮影やフィルター加工、撮影した動画へのドローイングなどSnapchatのそれと類似した機能を持ち、編集加工した動画をFacebookやTwitterなどを通じて簡単に共有できる機能もあるという。また、このアプリは片手で使用できるよう設計されており、撮影から編集・アップロードまでが1分もかからずに完了するという。
なお、この動画編集・共有アプリが、独立したアプリとしてリリースされるか、それともiPhoneに付属するカメラアプリの一部としてリリースされるかは現時点ではわからないという。
Bloombergでは、アップルによる同アプリの開発について、SnapchatやInstagramなどを日常的に使用する若年世代のユーザーを取り込むのが狙いとする情報筋の指摘を紹介している。アップルは以前、iTunesの一部として「Ping」というソーシャルネットワーク・サービスを投入したことがあったが、この試みは結局不発に終わっていた。
Bloombergによると、Snapchatユーザー(デイリーユーザー数1億5000万人)の1日の平均利用時間は30分、またフェイスブック(Facebook)本体と同社の「Messenger」ならびに「Instagram」の利用時間は合わせて1日平均50分に上るという。
【参照情報】
・Apple Weighs iPhone Video Editing App in Renewed Push on Social - Bloomberg
・Apple is creating its own Snapchat, says Bloomberg - The Verge
・Apple is reportedly working on a video editing app for iPhones that functions just like Snapchat - Business Insider
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