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IoT向け回線サービスにセキュアな接続を追加、KDDI IoTコネクト Airのオプション機能で
2017.06.22
Updated by Naohisa Iwamoto on June 22, 2017, 06:25 am JST
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2017.06.22
Updated by Naohisa Iwamoto on June 22, 2017, 06:25 am JST
IoT向けの回線サービスとしてKDDIが提供する「KDDI IoTコネクト Air」に、セキュアな通信を可能にするオプションが追加された。暗号化通信や拠点との間の閉域通信などを提供する。IoT通信をセキュアかつ簡単に実行したいユーザーにとって、利便性が高いオプションといえる。
KDDI IoTコネクト Airは、ソラコムが提供するクラウド上に構築した携帯通信コアネットワーク「vConnec Core」をベースとしたIoT向けの回線サービス。KDDIは、「+Beam」「+Canal」「+Direct」の3つのセキュアな接続機能を追加して提供を開始した。
「+Beam」は、通信の暗号化やデータの送信先変更が可能なオプション。通信の暗号化を顧客の端末が行う代わりに、KDDI IoTコネクト Airのプラットフォーム上で行うことで、端末の処理能力に対する負荷軽減や消費電力抑制につながる。
「+Canal」は、KDDI IoTコネクト AirのプラットフォームとAmazon Web Services(AWS)上に顧客が用意した仮想プライベートクラウド(VPC)とを直接するオプション。顧客の端末からAWSのクラウド環境までを閉域接続で構成でき、セキュアな通信環境を作ることができる。
「+Direct」は、顧客の端末から拠点までの間を、KDDIのネットワークサービスである「KDDI WVS 2」「KDDI WVS」で直接接続するオプション。閉域接続でセキュアな通信環境を作れる点は「+Canal」と同じだが、顧客の自社の拠点を対象としたネットワークを構築できる。
【報道発表資料】
・「KDDI IoTコネクト Air」にセキュアな接続機能を追加 ~IoTを安心してご利用いただけるオプション機能を提供~
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