original image: © shira15 - Fotolia.com
学生やスタートアップのIoT開発を支援、京都造形芸術大学で電通など
2018.03.13
Updated by Naohisa Iwamoto on March 13, 2018, 06:25 am JST
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2018.03.13
Updated by Naohisa Iwamoto on March 13, 2018, 06:25 am JST
学生やスタートアップのアイデアを生かし、新しいIoTプロダクトの開発を支援する。そんな事業が、電通とIoTクリエーター育成やスタートアップ事業の支援を手がけるクロステック・マネジメントの手によって始まる。
両社が推進するIoTプロダクト開発支援事業は、京都造形芸術大学が学内に新設する「クロステックファクトリー」(仮称)を使って実施するもの。クロステックファクトリーは、2018年4月に京都造形芸術大学に新設予定のクロステック・デザインコースで利用する施設で、IoTプロダクトなどの開発が可能な工作機器などの設備を持つ。IoTプロダクト開発支援事業では、同大学のクロステック・デザインコースの学生だけでなく、近隣の学生や社会人、スタートアップにも門戸を開いて利用を促進し、IoTを活用した新しい技術やサービスの開発拠点としての活用を目指す。
出口としては、開発支援を行うだけでなく、新規事業開発を進める企業とのマッチングによりプロダクトアウトを目標とする。作って終わりにならないように、世の中が求める共感の視点を取り入れたイノベーションを狙うと説明する。
そのため、電通からはトップクリエイターや事業開発の専門家が開発支援にかかわる。さらにクロステック・マネジメントからは放送作家で京都造形芸術大学副学長でもある小山 薫堂氏や、コミュニケーションクリエイターの軽部 政治氏、IoT分野のエバンジェリストである小笠原 治氏などが開発支援に加わる。こうした専門家の知見を生かし、新しい作品や技術、サービス、知的財産を創出しながら、企業とのマッチングを推進する。
【報道発表資料】
・電通とクロステック・マネジメント、共同でIoTプロダクト開発支援事業を推進
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