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Updated by 岩元 直久 on March 27, 2018, 06:25 am JST
岩元 直久 Naohisa Iwamoto
日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。
IoTソリューションを構築するには、センサーなどのデバイスや、データを収集してクラウドと通信するIoTゲートウエイなど、多様なIoTデバイスが必要になる。こうしたデバイスとクラウド側のIoTプラットフォームの間で、通信の確認が取れた機器を推奨デバイスとして定める制度をNTTコミュニケーションズが始める。
NTTコミュニケーションズは、IoTプラットフォームの「Things Cloud」を提供している。データを収集するセンサーデバイスや、通信を行なうIoTゲートウエイ(IoT-GW)をThings Cloudに、接続することで、IoTソリューションが構築できる。しかし、センサーデバイスやIoTゲートウエイは数多くの製品があり、実際にクラウドに接続したときに上手く稼働するかどうかは保証の限りではない。
そこで、NTTコミュニケーションズは、「Things Cloud」推奨デバイス制度を導入。あらかじめThings Cloudと通信確認が取れたセンサーデバイスやIoTゲートウエイを推奨対象のデバイスとし、Webサイトに掲載するほか、NTTコミュニケーションズが参加する展示会などで紹介する。
IoTソリューションで課題解決を目指すユーザーは、推奨デバイスからセンサーデバイスやIoTゲートウエイを選ぶことで、迅速に安全なIoT環境を構築できるようになる。NTTコミュニケーションズは、推奨デバイスのラインアップを拡充することでIoTソリューションを強化していく。
【報道発表資料】
・IoT分野におけるトータルソリューション強化に向け「Things Cloud」推奨デバイス制度を開始