ハーバード大、卒業生によるベンチャーの資金調達額合計で米国トップに【Silicon Valley Business Journal】
スタートアップデータベースのクランチベースが、米国の各大学を「卒業生が創業したベンチャーによる過去1年の資金調達額合計」で格付け。ハーバード大が合計調達額1320億ドルでトップに立ち、2位には1040億ドルでスタンフォード大が入った。いっぽう、資金調達取引数（100万ドル以上の規模）では303件でスタンフォード大が首位で、ハーバード大は186件で3位となっている。

原文：Harvard's alumni get the most startup funding, but Stanford's get the most deals

ケンブリッジ大、経済困難な学生に「すべて無料」の学位を計画【Independent】
学生の経済的バックグラウンドにおける多様性の欠如が指摘されているケンブリッジ大学が、経済困難な学生向けに返済不要で学費・生活費を全額サポートする新たな奨学金の提供を計画しているという。オックスフォード大・ケンブリッジ大などの英国のトップ大学は、入学者に占めるエスニック・マイノリティや経済困難な学生の割合の低さで非難を集めている。

原文：Cambridge University plans free degrees for poorest students

MIT、潜水艦と飛行機の新たな直接通信手段を考案【Cnet】
MITメディアラボは8月21日、水中と空中の間の通信を可能にする新たな通信技術を発表。「TARF（translationla acoustic-RF communication）」と呼ばれるこのシステムは、水中に沈み行方不明となった飛行機の探索や軍の潜水艦と飛行機の通信、水中ドローンによる懐中生態系のモニタリングなどを可能にするという。

原文：MIT finally figures out how to get planes and submarines to communicate

MIT研究チーム、「体内のGPS」システムを開発【Tech Circle】
MITコンピュータ科学・人工知能研究所（CSAIL）の研究チームが、無線信号を使って体内のセンサーの位置を特定できるシステムを開発。「ReMix」と呼ばれるこのシステムは、体内に取り込めるマイクロチップ・インプラントを利用したもので、将来的には「薬を体内の特定の場所に運ぶ」、「悪性腫瘍の動きをトラッキングする」といった形で活用される見込みだ。

原文：MIT researchers　develop　in-body GPS system to treat cancer

問題が続くマックスプランク研究所、博士課程の現役学生が改革の必要性を強調【Science Magazine】
マックスプランク研究所では2018年、2人の研究ディレクターによる2件のいじめや嫌がらせが判明した。同研究所の84の関連機関で働くおよそ5000人の博士課程学生のネットワーク「PhDnet」をまとめるJana Lasser氏は「今回の2つのケースは氷山の一角に過ぎない」とし、研究・指導体制の抜本的な改革の必要性を指摘している。

原文：Q&A: Doctoral students at Germany's Max Planck Society say recent troubles highlight need for change

スタンフォード時代からの夢を追う深センの大富豪【Bloomberg】
ビル・リウ氏らスタンフォード卒の3人のエンジニアが深センで立ち上げたフレキシブル・ディスプレイベンチャーのロヤール（Royole）は、3Dモバイルシアターやウェアラブル・フレキシブル・ディスプレイ、スマートライティングパッドなどの製品を開発・販売しており、創業から6年で評価額は50億ドルを突破している。リウ氏は、将来的にポケットなどにコンパクト収納できる大型スクリーンの開発を目指しているという。

原文：The Shenzhen Billionaire Following His Stanford Tech Dream