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プレミアリーグのクラブがハッカーの標的に(他2本)

Cyber Security News August 2nd week,2020

2020.08.04

Updated by WirelessWire News編集部 on August 4, 2020, 16:00 pm JST

「プレミアリーグのクラブがハッカーの標的に」英サイバーセキュリティ当局が警告【Reuters 7/23】
英国の対サイバー犯罪センター(National Cyber Security Centre,
NCSC)は現地時間7月23日、同国のプレミアリーグのサッカークラブを対象にしたサイバー攻撃が増加していることを警告。NCSCの新たなレポートによれば、あるケースでは移籍交渉中のチーム幹部のEメールがハックされ、100万ポンドもの被害が出る寸前だったという。NCSCは、英国のスポーツ業界がハッカーにとって攻撃価値の高い標的となっていることを指摘し「1年毎に国内の少なくとも70%のスポーツ関連機関がサイバー攻撃の被害に遭っている」と報告している。

原文:UK cybersecurity centre says Premier League clubs targeted by hackers

新型コロナウイルス関連のサイバー攻撃は1週間あたり20万件以上に(チェックポイント調査)【Jerusalem Post 7/26】
イスラエルのサイバーセキュリティ大手のチェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point Software Technologies)が先ごろリリースした新たな報告書「Cyber Attack Trends: 2020 Mid-Year Report」によれば、新型コロナウイルス関連のサイバー攻撃は、2020年2月には1週間あたり5000件以下であったものの、同年4月末には1間あたり20万件に激増していたという。このような攻撃の中には、新型コロナウイルスの偽ワクチンや治療法を販売するもの、悪意あるモバイルアプリケーションを配布するもの、フィッシングサイトに誘導するものなどがあり、各国でロックダウンによるリモートワークが拡大してからは、「Zoom」や「Microsoft Teams」などのビデオ通話プラットフォームを標的とした攻撃も増加したという。

原文:Checkpoint finds over 200,000 coronavirus-related cyber-attacks per week

中国製ドローン向けアプリにセキュリティ上の脆弱性が発覚【New York Post 7/23】
米国のサイバーセキュリティ専門家らが現地時間7月23日、世界最大のドローンメーカーである中国のDJIのドローン向けAndroidアプリに脆弱性が見つかったことを報告。DJIのドローンは、米国防総省がセキュリティ上の欠点を理由に使用を禁止しているものの、米国の一部の警察当局では現在も使用されているという。新たな報告は、このドローン向けアプリが大量の個人情報を収集しており、これらが中国政府の手にわたる可能性を指摘している。

原文:App for drones used by police contains security weakness: report

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