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銀行業界でDXが遅れている理由(他2本)

DX News September 1st week,2020

2020.09.04

Updated by Wataru Nakamura on September 4, 2020, 13:24 pm JST

アマゾン、ハイテクショッピングカートを採用した新たなスーパーマーケットをオープン【The Verge 8/27】
アマゾンは米国時間8月27日、ロサンゼルスのウッドランドヒルズに新たなスーパーマーケット「Amazon Fresh」をオープンした。この店舗には、買い物客が中に入れた商品を認識する「Amazon Dash Cart」というスマートショッピングカートが導入されており、アマゾンアプリを入れた端末やAlexaと連携して、作成した買い物リストを利用したりレジに並ばずに会計をしたりすることが可能だという。アマゾンは、天井や商品棚にカメラやセンサーを配備したレジなしの食料品店「Amazon Go」も展開しているが、今回の「Amazon Fresh」はこれに比べて敷地面積が3倍以上ある大規模なスーパーである。

原文:Amazon’s first Fresh grocery store opens with high-tech Dash shopping carts

銀行業界でDXが遅れている理由【Banking Dive 8/17】
銀行のデジタルサービス拡充への顧客の需要は近年ますます拡大しているが、多くの銀行はのデジタルトランスフォーメーションで遅れを取っている。デジタル・カスタマー・インタラクション・プラットフォームのLighticoのCEOを務めるZviki Ben Ishay氏によれば、このような銀行では、コンプライアンス上の懸念や旧態依然とした組織の抵抗、スケーラビリティの問題、時代遅れのITシステムなどがDXの障害となっているという。

原文:What is slowing banks' digital transformation?

住宅建設を一変させ得る3Dプリンティング【CNBC 8/28】
建設業界では過去数年、3Dプリンティング技術に大きな注目が集まっている。同技術には「正確でスピーディーな建設」、「現場における人的作業の削減」、「無駄なく効率的な建材の使用」、「建設過程で出るCO2の削減」といったメリットがあり、2018年にはミラノで、今夏にはアントワープで3Dプリンターを活用したコンクリート住宅が建設された。

原文:How 3D printing could change the way our homes are built

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。