契約書や請求書、社内の書類の多くに、押印が求められ、それ以外の手段による承認が認められていない「ハンコ社会」では、本当に外出が制限されるような有事に事業継続が難しい
新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発出された中でも、多くのビジネスパーソンが通勤を余儀なくされていた。その1つの要因が私たちが当然のように考えていた「ハンコ社会」の存在だ。契約書や請求書、社内の書類の多くに、押印が求められ、それ以外の手段による承認が認められていない社会では、本当に外出が制限されるような有事に事業継続が難しい。
長引く新型コロナウイルス対策はもちろん、今後の想定外の感染症や災害でも事業継続を可能にするためのソリューションの1つとして、ハンコに代わって電子署名や電子契約を利用することがある。電子的な署名が正しい当事者によってなされて、それ以降の改ざんがないことが証明できれば、偽造リスクがつきまとうハンコよりも信頼性の高い本人確認ができる。リモートワークで出社することなく、電子署名や電子契約が可能になることで、業務の効率化にもつながる。
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の電子署名ワーキンググループは、電子署名に2000年から取り組んできている。セキュリティ関連のオンラインイベント「ジャパンセキュリティサミット2020」のJNSAの無料オンラインセミナーでは、電子署名に関する過去から現在、そして今後の取り組みと、具体的なノウハウを紹介する。緊急事態宣言でハンコのあり方について喫緊の課題と感じた企業や団体の担当者は、無料オンラインセミナーで「脱ハンコ」の道筋を見つけてみてはいかがだろうか。
講演タイトル「印鑑を押しに出社? 働き方改革を阻害しないためのノウハウ伝授」
講演団体:NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
登壇者:NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)電子署名WGリーダー・宮崎一哉(みやざきかずや)氏
日 程:2020年 9月11日(金曜)11:00~11:30
会 場:Teamsライブを利用したオンラインイベントです。peatixでお申し込みの方に事前に招待メールをお送りします。
参加費用:無料:お申し込みは当日9月11日の11:00までとさせていただきます
お申込み:こちらよりお申込みください
主 催:ジャパンセキュリティサミット実行委員会
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