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NECネッツエスアイら、ローカル5G技術を開発するFLARE SYSTEMSに出資

2022.04.22

Updated by WirelessWire News編集部 on April 22, 2022, 09:24 am JST

NECネッツエスアイとオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(AOI1号ファンド)は2022年4月19日、FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)に出資したことを発表した。FLARE SYSTEMSは、NECネッツエスアイと東京大学との共同研究により設立されたベンチャー企業である。NECネッツエスアイは、ローカル5Gをはじめとする次世代ネットワーク技術の研究・開発など、FLARE SYSTEMSとの連携をより強固にする目的で追加の出資をする。

FLARE SYSTEMSは、NECネッツエスアイと東京大学大学院工学系研究科が共同で進めた「ソフトウエア基地局によるカスタマイズ可能なローカル5G技術の研究」の成果を実用化するために設立したベンチャー企業である。NECネッツエスアイは既に、市販の汎用サーバーにFLARE SYSTEMS社製ソフトウエアを搭載してローカル5Gの基地局として使う「FW-L5G-1」を2022年2月28日から提供している。

AOI1号ファンドは、東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)が運営する組織である。東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組織されている。各業界のリーディングカンパニーと連携した新会社の設立、企業の一部門を切り出して新会社を設立するカーブアウトベンチャーやアセットを有効活用するベンチャーへの投資を通じ、新たな分野におけるオープンイノベーションの成功事例創出を目指している。

東大IPCは、今回の出資を通じて、今後普及が期待されるローカル5Gに関わる東京大学での研究成果の社会実装を支援するとともに、オープンイノベーションを推進する企業との様々な連携を通じ、アカデミアの生み出す学術・研究成果を活用するベンチャーの創出、育成および投資を進めていく。

[リリース]
NECネッツエスアイと東京大学協創プラットフォーム開発がローカル5G領域のベンチャー企業FLARE SYSTEMS社に出資

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